多汗症の原因と対策

多汗症の原因には、いくつかの事柄が挙げられます。
多汗症、汗が多い、手が汗で濡れる、汗が止まらない、どれかひとつでもピンとくれば!
・糖尿病等の病気が原因と考えられる場合、
・自律神経失調症のように精神的な事柄が関係していると考えられる場合
・エクリン腺(運動などをして体温が上がった時にそれを調節するために、体内で汗の分泌をする働きがある)が多いことによって多汗となる場合
・肥満によって多汗症になる場合
等が挙げられます。

特に最近では、メタボリックシンドロームという言葉が話題を呼んでいますが、そういった肥満体の人は、体温が上昇しやすかったり、酸素を体に取り入れる能力が不足しているため、大量に発汗しやすくなります。

また、汗に乳酸が混じってしまうことで悪臭が発生するのです。

さて、そんな多汗症に対する対策としては、まず私生活の中で、あまりストレスを溜め込まないようにすることが大事です。

というのは、先に挙げたように精神的に緊張したりすることによって、手のひらに汗を異常にかいたりするような多汗症の傾向が出てくる可能性があるからです。

そして、日頃の食生活に気をつけることも重要です。
肉などの脂分の多いものや、揚げ物などの大量の油脂を使用した食事を常食していると、汗腺を活発するような刺激になってしまうことがあります。

また、更年期になると、女性ホルモンが少なくなることで汗腺の機能に支障をきたし、体温をうまく調節できなくなったりして、顔などに汗をかきやすくなり多汗症傾向になってくることもあります。

体に負担の少ないストレッチやエクササイズなどをして、血行を整えるようにしたり、半身浴をするなどの入浴法で、汗腺の機能を正常化できるようにしましょう!

多汗症の治療法について

さて、多汗症の治療にはどのようなものがあるでしょうか?

まずは薬を使用することによって治療する方法です。

多汗症は精神的な原因からなることも多いため、向精神薬の投与もあるようですが、これらは特に強い副作用があり、その副作用を抑えるために他の薬を投与したり、薬物依存の傾向になったりすることも少なからずあります・・ので、おすすめはけっしてできません。

薬による治療をお考えなのであれば、漢方薬の方がむしろおすすめですね。
漢方を摂り続けることで、自律神経の調子を整えたり、水分の代謝を高めて発汗を減らしたりするのを助けます。

すぐに効くわけではなく、ゆっくりとした効きめではありますが、その方が体の負担にもなりづらく安全性の面でも安心です。
必ず漢方の専門医等に相談の上で、使用するようにして下さいね。

そして、手術をするという手段もあります。

手術のようにメスを入れたりするのではない、ボトックス注射というものもあります。
これは、ご存知の方もいるかもしれませんが、ボツリヌス菌という食中毒の原因菌と言われる最も毒性の高いものから抽出した成分であるボトックスを注射することで、多汗症の原因になるといわれているエクリン腺が汗を出そうと命令を出すのを阻害させます。

メリットとしては、治療時間が短くて(5~10分くらい)入院の必要もないことです。
でも、1度で完全に治療するというわけではなく、年に2回くらいは注射をしなければいけないようです。

また、注射の跡が腫れてしまったり、その他吐き気や頭痛などの副作用が起こることも考えられるので、この治療を行おうと考えている場合は、リスクの面に関しても、しっかり担当医師と安全確認をした上で、行うようにしましょう。

多汗症とワキガの関係について

先に述べた「エクリン腺」と、さらに「アポクリン腺」という2つの汗腺がありますが、簡単に言うと・・・

多汗症はエクリン腺から分泌される水分や塩分が過剰になることが原因とされており、ワキガに関してはアポクリン腺から分泌される鉄分や尿素や脂肪などを含んだ汗に、皮脂腺から出る脂分が溶け出してしまうことで、雑菌によってアンモニアなどに分解されてしまい、悪臭の原因となります

ですので、多汗症でわきに汗を多量に書きやすい人は、当然わきがとてもムレた状態になり、雑菌が繁殖しやすい状態になります。

そうすると、ワキガ臭を発生させやすくなることが考えられます。
ただし、必ずしも多汗症の人がワキガであるとも限りません。

また、ワキガの手術をする時は、通常アポクリン腺を取り除いてしまうものがメインなので、それを取り除くことによって汗を出す腺が減るので多汗症の改善にもつながるというのはありますね。

美容外科や病院などでも、ワキガの治療をしているところでは大抵多汗症の治療技術も持っているところがほとんど。併せて相談して適切な治療をするのが良いでしょう。
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